Googleブックスで読めるソフトウェア開発に関する本たち

Googleブックスの騒ぎを知って約1年。気づくと今そこには「読んでみたかった!」という本が数多く載せられていることを知りました。
さて、そこでゲーム開発にも応用できる知識を中心に私がチョイスしたのが以下の本たちです。もちろんGoogleブックスではこれら以外にもまだまだ多くの本を閲覧することができます。これらを読めば、本には本当に知識と情報がまとめられているということ、著者たちの努力を発見できると思います。

地形ツールを使ってモデルファイルを作るまで

前やったのはUnity内に外部で作った立体地形を持ち込むことだったけれど、今回はUnityをハイトマップツールとして使って、外部にデータを持っていく方法。もちろんUnity内だけで使う分にはこんなん必要ないのだけれど、なかなか地形ツールとしてもこれ使えるんじゃないの、的な考えで。

とりあえずUnity上のエディタで編集して地形だけ作成。(写真だと他の物も映ってるけど)

RAWファイルとしてエクスポート(メニューからTerrain → Export Heightmap - RAW)したファイルをフォトショップなどの*.rawが表示できるツールで確認。ふつうの白黒ハイトフィールド用の画像として使えそうです。RAWファイルはヘッダ情報が何もないドノーマルなRGB情報だけが入ってて、ファイルを開く側で縦横サイズが幾らなのか、RGBの並びはどうなのか、などを指定する形式です。フォトショップでも開くときにダイアログが出てきて指定します。
デジカメにあるRAW撮影ファイルとは多分違うやつです。ちなみに右側はライトマップ用の画像ファイル(今回使わないですけど)

それでもって今回はL3DT (ハイトマップ作成ツール)でインポートして各種テクスチャを計算してもらいました。できたのがこれ。ここまで作って気がついたのですが、これ上下逆ですね。

L3DTの表示機能(Sapphire)で見た画面。

L3DTは最終的に計算されたポリゴンモデルやテクスチャをobj形式とかで保存できるので、これをSoftimageなりBlenderなりお好みの3Dツールに持っていって加工しましょう。
L3DTの他にWorld Machineというハイトマップ作成ツールでも同じような事できると思います。

L3DTの機能で地形作らないの?

いや、予想外にUnityの地形編集機能がラクだし動作速いしで細かな調整をするのもUnityのエディタは便利でした。逆にL3DTの方は初期のランダム生成機能が凄く充実しているので、こちらで基盤を作ってUnityにインポートする、とかもできるかもしれません。

ディビーナ #10 ドロイト城周辺

前イベントより約一カ月、レベルもめでたくLV53になり、5度くらい紫装備の製造に挑戦してるけど一度も成功したためしがありません。幻の成功確率43%って一体何なんですかね。

ドロイト城周辺のマップに到達。ここの女王さま。

こちらはお姫様。つっかなんでこんな寂しいとこに突っ立っているんですか、この二人。

エスト道中では久々にクラリア様がデレたし!お使いする度にビリビリされるしっ。

ハードウェアレンダリングとmeltalrayレンダリング

パス曲線通りにカメラの位置や物体の位置を動かせる機能について学んだので、ModToolのハードウェアレンダリングによる動画を作成。ハードウェアレンダリングというとなんかカッコよさゲですが、普通にOpenGLの固定シェーダーAPIに流してレンダリングしている風味。自分でCgFXとか設定すればリアルタイム描画のクオリティも上げられるのかもしれませんが。


こちらはmentalrayレンダリングによる動画。レンダーツリーによるマテリアル設定が反映された映像ですね。きちんと計算して影や反射なんかもきちんとできてます。終盤ライトがいきなりパっと出てくるシーンがあるけれど、これ点光源の移動が壁にめりこんでて作成に失敗していた模様です。

素人の素人設定レンダリングが約90分。うーんCG動画を作るって時間かかるんですね。ただこういうパス情報がそのままゲームデータとして出力できるわけではないようなので、カメラの動きをローカル座標に焼き付け変換するか、なんかカーブ情報として出力するプラグインなんかを作るべきなんでしょうか。スクリプト関連まだ勉強していませんけど。

Kinect アドベンチャー!

ぜ ん し ん が 、 ひ ろ う ぜ ん か い 、 あ す や ば い。

Kinectとどいたっすよ。コントローラーいらねっすよ。マイクロソフト社が作る深度カメラにUnrealEngineが合体したという壮大な技術の無駄遣い(?)の結晶。他にゲーム買ってないから付属のゲームだけしかやってないけど。

まあこのお楽しみタイムは初級レベルまでで、中級(1つ上の段階)になるともうわりとマジで身体動かさないとクリア目標がしんどいことになってくるというか、ぜーはーぜーはー言いながらタイムアタックのためにひたすらジャンプし続けたりするなど。左右へ身体を一歩分動かすことのしんどさったら何か、そもそも一歩横に動いたつもりになってても身体傾いてただけだったりして自分の意思と行動の剥離といったらなにか、コントローラートリガー引いてうスコア入ってひゃひゃひゃ言ってる時には判らん絶望感を味わえるのがKinect
とりあえずポール打ち返すゲームと渓流下りのゲームは楽しいのでお気に入りだ!障害物を避けて進んでいくやつは疲れるので敵だ!(おっさんの)Kinectは一日一時間!

しかもプレイ中ときどきに写真とってくれてしかもご丁寧にサーバー(kinectshare.com)にアップロードしてくれる機能まであったりとかうっひゃー。しかもこれがあれげなときの写真すぎるのでバカ受けするというか1人でたんたんと実績挑戦とかしてる場合の姿とか映してほしくねぇ。そして外人はすげえ陽気でネイティブ英語は何いってるのか聴き取れねえ。

てことでさっそく友人と二人でやったわけですが、0.1秒くらいの反応差はあれど手足ばたばたしていてもきちんと追従してくれて楽しい時間となりました。惜しむべくはもう数種類ゲームの数を増やしていただきたかったというのはあるのだけれど。ちなみに1時間で500mの水が消費されていくよ。あとKinect Adventureのロゴ表示がすげーアメリカンというか、なんかここに「Pringles」とか書かれてても違和感ないレベル。そして登場する動物たちがことごとくnot Kawaii

その一方で、Kinectジョイライド(体験版)の操作感といったらもうお前何よ。GUIボタンに仮想画面の手が吸いついてしばらく動きが判らないので、なんかアドベンチャーと違って触れるための操作感覚違うのよねー。ゲームももう、なんかうーん、ていう感じだったし。友人は受けてたけどマリオカート世代か。

まあ、ただ2時間プレイした後に入る風呂は最高だったよ!

ただこんだけスペース取って二人でギリギリ認識してもらえる範囲。正直センサーの位置をもうちょっい工夫しないとヤバイレベル。

遊ぶたびにソファーと机関連動かさないと無理なのでそうなにちょくちょくはやれないのよね。1人ならわりと安全遊べるのだけれど、2人同時となると結構壁近くになってて動いててドキドキかんはあるというか設備がねー。さすがに本格HDゲーム時代となってもう5、6年。さすがにHDブラウン管の出番は終盤となりつつあるのか、と感慨深いですね。

まあつまり何が言いたいかというとですね、もっとゲーマー向けのKinectゲームを頼む。そしてとても新鮮だから、みんなKinectをやれば良いと思うよ!