HP Pavilion Notebook PC dv4a/CTキャンペーン → 即買した

ゲームをやるから安いPC(=性能が残念気味なPC)を教えろ、という狭い範囲ターゲットの当サイトはULCPCという区分にこだわらず情報集めないといかんなー、という気分に。もといULCPCはN270+945GSEというハードに統一され気味なので、さすがにそろそろ面白みに欠けるというか、もうちょっと性能にバリエーションが欲しいところです。その中でもWindは面白い機種ではあるんだけれども。

で、そんな中飛び込んできたナイスハードdv4a/CT。CPUは多くの人が微妙に思ってしまうだろうAMD製。グラフィックは最近とんとゲームで最適化されないATI。そんなすっかり二軍スペックイメージは付いてるけど、実は結構良い(かもしれない)ノートPCがキャンペーンで約5万円!まままままマジで!HP、このメーカー狂ってやがる

グラフィックス関係のチップはM780G(HD3200)です!これは今5万円程で買えるノートPCの中で、唯一ハードウェア頂点シェーダー(とハードウェアT&L)が使える製品。945GSEで体験した「動くかなー、どうかなー、ああ必要機能足りないって言われて動かない、アンインストールだ」、という展開は多分ありません。Windでプレイするには「ちょっときつい」とか、まったく動かなかったゲームをガシガシ動かしたくて仕方ネェ。数に限りがあるとはいえ、これは同価格帯ノートPCのグラフィックス性能を突き抜けたなー、という印象。

M780Gでゲームを動かした記事。大変参考になりました。

記事の中でFarCryを動作させる動画の紹介があります。

FarCryの動画はおそらくシェーダーモデル2.0で動作させた時の映像(FarCryは後にパッチで、シェーダーモデル3.0に対応しHDR表現などが加わった)で、DirectX9初期の中でもとりわけ負荷が高いゲームです。私も以前GeForce6800GTを使用してプレイしましたが、このフレームレートはその時の動作とそこまで差の無い速度です。という事はM780Gも少なくともそれくらいのスピードが期待できてしまう、ということですね。びゅーてぃほー。動画の中のPCとはCPUが違うので、dv4a/CTだと30fpsくらいじゃないかと予想。それでもかなりイイ。

大きさがネットブックという分野とは一致しないですが、ゲームやるから低価格PC寄こせ、という人にはピッタリすぎる。スペックを見てくれ。最低セットのSempronSI-40は約2GHzのCPUで、Superπ性能的にはN270の約2倍。+4200円のAthlon64 X2はこれが2つ付いてるイメージ。Turionはそれに加えて消費電力の面で優れました。なんてバランスいんだ。

つまり何が言いたいかというと、dv4aをAthlon64 X2タイプで注文しました。このチップセットとピッタリなCPUはTurionを選択することでありますが、外部グラフィックを使わないのと、アダプター使用が前提の使い方だとあまり値段に見合わないかなあ、という感想。あと低価格PCという範疇から少し外れる気もする(個人的に)。全額合わせて約5.7万円になっちゃったけれど、これってWind U100を最初に買った価格とそう変わらないんだぜ。

到着は来月の下旬手前あたりかなあ。楽しみだなあ。Windにくっつけてる2GBのメモリはこちらに移行させ、とりあえずジヴィライゼーション4を動かす予定。